2025年11月6日(木)の午後、ホテルグランヴィア京都にて、2025年 研究助成 成果発表会を開催しました。研究助成受領者、財団関係者など100名近くの皆さまにご参加をいただき、盛会のうちに終了しました。
会場では研究助成(S)を終了した慶應義塾大学理工学部教授の桂誠一郎氏により「運動と知覚の時空間拡張に基づく手づたえ教示システムの開発」というタイトルで研究成果を発表いただくと共に、特別講演として、第8回立石賞功績賞を受賞した早稲田大学理工学術院創造理工学部教授の菅野重樹氏により「研究費エクスプローラーへの道:通る申請書と伝わるプレゼン」というタイトルでご講演いただきました。また研究助成(A)と研究助成(B)の助成終了者25人によるショートピッチとポスターセッションが行われ、参加者による熱心な意見交換がなされました。続いて行われた懇親・交流会の最後には参加者の投票で選出されたベストポスター賞が発表され、東京大学 大学院医学系研究科医用情報工学 特任教授の金太一氏の「人間機械協調型複合現実融合技術を用いた手術支援基盤技術の開発」が見事受賞しました。
日頃、専門分野で研鑽されている参加者からも、異分野の研究者と議論できる貴重な機会と概ね好評で、参加された方よりいただいた多数のご意見は来年以降の運営の参考にさせていただきます。今後も最適な社会環境の実現につながる「人間と機械の調和」に向けた研究が加速するよう様々な形で支援をしてまいります。









