2024年11月1日(金) 13:00より、ザ・プリンス 京都宝ヶ池にて、2024年 研究助成 成果発表会を開催しました。助成受領者、財団関係者など100名近くの皆さまにご参加をいただき、盛会のうちに終了いたしました。
会場では研究助成(S)の助成を終了した大阪大学産業科学研究所教授の関谷毅氏と国際電気通信基礎技術研究所主幹研究員の野田智之氏によるプレゼンテーションが行われ、関谷毅氏には「脳のパーソナルヘルスレコードを実現する透明シート型脳波センサシステムの研究開発」について、野田智之氏には「解放運動連鎖歩行に外骨格機構と連動して介入する左右分離免荷システムの研究開発」についてそれぞれの研究成果を発表いただきました。また研究助成(A)と研究助成(B)の助成終了者31人によるショートピッチとポスターセッションが行われ、参加者による熱心な意見交換がなされました。続いて行われた懇親・交流会の最後には参加者の投票で選出されたベストポスター賞が発表され、北海道大学 大学院教育推進機構 准教授の繁富香織氏の「折紙工学技術を用いた細胞の3D立体構造の構築」が見事受賞しました。
日頃、専門分野で研鑽されている参加者からも、異分野の研究者と議論できる貴重な機会と概ね好評で、今後も最適な社会環境の実現につながる「人間と機械の調和」に向けた研究が加速するよう様々な形で支援をしてまいります。
参加された方より多数のご意見をいただきました。今後の運営の参考にさせていただきます。